中性脂肪と食事/食事で抑える、中性脂肪。
大切なのは、バランスの取れた食習慣。まずは簡単なルールを守って、消費カロリー以上にカロリーを摂らないなど、バランスの取れた食習慣をつくることを心がけましょう。糖分の摂り過ぎとアルコールの飲みすぎには特に注意。運動もお忘れなく。

バランスの取れた食事とは
しっかり摂りたい朝食
朝食抜きは禁物。食事が2回に減ることで1食あたりの量が増えてしまったり、体が食事で得たエネルギーを溜めやすくなります。牛乳とチーズトーストとゆで卵、といった簡単な組み合わせでよいので、しっかり食べましょう。

定食がおすすめの昼食
外食の場合は、ラーメンやチャーハン、おそばなどの単品の食事や、ファーストフードはなるべく避けましょう。いろいろな食材を食べられる和食の定食などがお勧め。家ですませるなら、サラダを1品プラスしましょう。野菜や海藻は繊維質が多く、お腹から脂肪を排出してくれます。

カロリー抑えめの夕食
夜は体がエネルギーを体内に溜めようとするので、中性脂肪を蓄積しやすい状態にあります。夕食に食べ過ぎたり、夜食を食べるのは控えましょう。心がけたいのは一汁三菜を。脂たっぷりのお肉(動物性脂肪)など高カロリーのものを控えて、低カロリーのお魚や野菜、海藻、きのこなどを積極的に食べましょう。

「一汁三菜」は日本の伝統的な献立です。
一汁は汁物という意味です。三菜は三種類のおかずという意味で、主菜1つと副菜2つ。あとはご飯と香のもの(漬物)です。たくさんの食材を使うので栄養のバランスがよく、1人分ずつ盛りつけることで食べる量がわかり、食べすぎを防ぐことができます。
糖分とアルコールに要注意
脂っこい食事の摂り過ぎの他に、中性脂肪を増加させる原因として注意しなければならないのが、糖分とアルコールです。
糖分を多く含む食べ物、いわゆる甘い物は、中性脂肪と同様に重要なエネルギー源ですが、これも摂り過ぎると中性脂肪に変化して体に蓄積されます。甘い物の食べ過ぎや缶ジュースなどの飲み過ぎに注意しましょう。
一方、アルコールは肝臓で水と炭酸ガスに分解され、それ自体がエネルギーとなることはありません。ただし、アルコール以外のカロリーが高いので注意が必要です。また、アルコールは分解される際に、脂肪の合成を進める酵素を発生させます。このため、アルコールの飲みすぎは肝臓での中性脂肪の合成を促進して、中性脂肪を増加させてしまうのです。
つまりアルコールには二重に注意が必要なのです。週に2日は必ず休肝日を持ちましょう。